スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

チャリティーウォークを通して子どもたちを世界へ

6年前から久地園の年長児がチャリティーウォークを通して集めた資金で、チャイルドファンドというNPO法人を通して、フィリピンのスポンサーチャイルドを支援しています。
里子であるアナリン・カボスちゃんは、今はハイスクールの一年生(日本では小学校6年生)の成績優秀な女の子です。
今回、初めてフィリピンでのチャイルドファンドの支援活動の紹介やカボスちゃんの貧しく厳しい生活の現状や先日の台風の被災の状況などについて、子どもたちに直接語ってもらうことになりました。そこで、事務局長である小林毅さんが、昨年の12月26日に久地園に来てくれました。
学童や久地園の年長児のほかに、登戸園と鷺沼園からも年長児が参加しました。

小林さんから、地球で暮らす72億人のうち、1日110円より少ないお金で生活している人が14億人、きれいな水を飲めない人が11億人、読み書きができない大人が7億人、学校にいけない子どもたちが1億人いると、世界には貧しく不便で学ぶことができない多くの大人や子供たちが支援を必要としていることを、やさしい語り口でわかりやすく語ってくれました。
アナリン・カボスちゃんの家庭には電気が来ているが、水道やガスはなく6畳ほどの広さに5人で暮らしていると報告してくれました。
お父さんはおもちゃの貯金箱を仕入れて売っているが、収入はわずかで子どもの教育費や給食費を出すことができないそうです。
ぶどうの実のみなさんからの支援金4000円/月は、こうした教育費や給食費、地域支援に活用されていると説明されました。
そのほかにも萱の屋根の小屋をよく観察すると全く壁がない粗末な建物がひと家族の住居であったり、川にせり出すように他人の家の壁を借用して粗末な家を造って住んでいる様子などから、フィリピンを襲った台風30号の被害の惨状などをスライドで紹介してくれました。

子どもたちからも質問があったりして1時間半ほどの説明会は盛り上がりました。
学童はともかく、保育園児にとって、本当の意味でどこまで理解できたのかなぁとは思います。
今後の保育のなかで実際に6畳という空間だけで、5人家族が衣食住を想定して遊びの中で疑似的に暮らし体験をしてみるなど、イメージを膨らませて貧しく厳しい生活環境にいる子どもや人々がいることを少しでも理解するきっかけになってくれることを願っています。
鷺沼園の子どもたちも久地園のチャリティーウォークに参加しようと思っています。
登戸園でも独自にチャリティーウォークを企画してみたいというスタッフの声があることをうれしく思っています。
家族の収入が少なすぎて学校にも行けず、子どもたちが廃棄されたゴミの山をあさったり、路上でたばこをバラで売ったりして働いたりしている現実に触れることを通して、日本の便利で安全な恵まれた生活を享受して、当たり前に学校や保育園に通えること、当たり前に食事ができることが、どれほど恵まれたありがたいことかという事実を少しでも知って学ぶ機会になってくれればと思います。
そして、ぜひ将来、社会に貢献するひとに育ってほしいと願っています。

実は、私と小林さんは古い友人で数十年ぶりの再会でした。
私が児童養護施設で働いていたころにチャイルドファンドの主催するフィリピンでのワークキャンプに参加する機会があり、そこで出会った仲間とカラバオ(タガログ語で水牛という意味)というボランティアグループをつくりました。
その縁で、私もジョー君という里子を大学まで支援してきました。
その後もフィリピンへの支援や交流を重ねてきた経験があります。
当時、小林さんは日本の大学を卒業して、チャイルドファンドとのつながりでフィリピン大学に留学していました。
懐かしい思い出ですが、その旅立ちと私がプライベートでフィリピンに渡る飛行機が偶然同じだったのです。

こうした出会いや経験が、いまの私の人生観や世界観をつくるうえで大きな意味のある経験になっています。
当時、NHKのラジオ番組でフィリピンでの支援活動に関してインタビューを受ける機会がありました。
その中で、私は日本の子どもたちがこうした世界の現状を理解し共感して支援しようと実践していけるようになったら素
晴らしいことだと、インタビューで語っていたことを思い出しました。
そんな願いがひとつひとつ実現して、子どもたち自身の貢献活動に広がっていくことがうれしくてなりません。
私は近い将来、ぶどうの実の子どもたちが、直接、世界の現状に触れ交流できるワークキャンプを実現したいと願っています。
こうしてグローバルに子どもたちの経験を広げられたら、すてきだなぁと今年の年頭に当たっての私の初夢です。
                                                 ぶどパパ先生より 
スポンサーサイト

テーマ : ぶどうスタイル
ジャンル : 育児

プロフィール

ぶどパパ&ぶどママ

Author:ぶどパパ&ぶどママ
平成13年にぶどうの木を設立してから、私夫婦が保護者向けの園だよりに毎月掲載してきたものを、ブログで公開しているものです。
内容は、私たちが関わってきた児童養護施設や保育園、学習塾や様々な子育て応援を通して、子ども子育てを中心にその実践を踏まえた思いや願いなどを綴ってきたものです。
私たちの子ども子育ての実践を「ぶどうスタイル子育て」として確立して行きたいと同時に、広く紹介して少しでも子育てに悩んでいる親へのヒントや支えにしていただければと思っています。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。