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「魔の2歳児」

今、2歳児クラスの子どもたちは3歳児クラスへの移行期に入り、一緒に公園へ行ったり、給食を食べたり、一緒に保育する時間を意図的に設けています。
新学期から保育室のフロアが変わるため、少しでもスムーズに新しい環境に慣れるための準備期間です。

3・4・5歳児の異年齢クラスではチビちゃん扱いされている3歳児も2歳児と手をつないでお散歩に出かける時は、すっかり先輩のような誇らしげな態度です。
そして、「魔の2歳児」といわれているクラスの子どもたちも3歳児と手をつないで2列に並んでいる姿に、思わず「かっこいいね~」と声をかけました。

思えば半年前、担任のC先生が、お散歩から帰ってきた時に「全然言う事を聞いてくれなくて困りました・・・。」とため息交じりにこぼしていたのを思い出しました。
いつも穏やかな笑顔で子どもたちに接しているC先生でも、言葉が思うように通じない、自我の芽生えで自己主張真っ盛りの2歳児の子どもたちの集団をどうまとめていいのか、悩んでいたというのです。

今年度ぶどうの実では、地域で乳幼児の子育てしている親を対象に、5回シリーズの子育てサロンと2歳児対象のサロンを実施しました。
サロンの構成は、前半はぶどうの実の保育スタッフが発達や興味に合わせた遊びのネタを披露して、親子で遊ぶお楽しみタイム。
ママにしがみついていた子どもたちもすぐに打ち解けて楽しく遊びだした頃、後半は、テーマを設けて、ミニ子育て講座とお茶を飲みながらママたちが思う存分おしゃべりする時間です。
「なにもかもイヤイヤでどうしていいのかわからない。」
「ずっとべったりで家事がすすまない。」
「買い物に出かけると何でも欲しがり、買わないと泣いて怒ってパニックになる。」
偏食、小食、トイレトレーニング、指しゃぶり・・・・などなど、1・2歳児を育てているママたちが、子育ての悩みを安心して話せる場にしています。

1月11日には、「乳幼児の育ちって?」をテーマに臨床心理士の五十嵐元子先生をお招きして子育て講座を開催しました。
子育てを完璧にしようとせず、親も子も一緒に育ち合っていけばいい。
葛藤や対立があってもいい、しっかり向き合ってさえいればいいのです。イライラしたりする自分も受け入れ、子どももひととしての存在を理解することもあるという趣旨で、子育ての心構えやヒントについて分かりやすく話していただきました。

1月18日にはさまざまな“うまれる”の姿を追ったドキュメンタリー映画「うまれる」の自主上映会をぶどうの実主催で行いました。改めて“うまれる”という人の原点を見つめ、子どもたち一人ひとりの存在をいとおしく思うと同時に、自分自身を大切にしながら、ヒトとヒトの想いの中で育ちあう関係づくりをもっとしていきたいと思いました。

先日、C先生がうれしそうにこう話してくれました。
「うちの子どもたち、とっても優しいんです。友だちが転んだりすると、大丈夫?と心配そうに声をかけに集まってくれるんですよ。」
大人に想いを受け止められた子どもたちは、大人の想いを胸に刻み込んでくれるのですね。
ヒトがヒトを育てるという営みは、確かな愛情があっても簡単で容易いことではありません。
子どもも自ら育つ主体として育つので、種を蒔きどんな花が咲くのか楽しみにするようなものだと思います。
思いっきりからだごと自己主張して、芯のしっかりした強くてしなやかな心をもった大人に育ってほしいと心から願っています。

「育つ・育てる・育ち合う」子育てを実践するために、これからも学び合ったり、つながり合ったり、感動を共有し合えるそんなしかけをしていきたいと思っています。
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プロフィール

ぶどパパ&ぶどママ

Author:ぶどパパ&ぶどママ
平成13年にぶどうの木を設立してから、私夫婦が保護者向けの園だよりに毎月掲載してきたものを、ブログで公開しているものです。
内容は、私たちが関わってきた児童養護施設や保育園、学習塾や様々な子育て応援を通して、子ども子育てを中心にその実践を踏まえた思いや願いなどを綴ってきたものです。
私たちの子ども子育ての実践を「ぶどうスタイル子育て」として確立して行きたいと同時に、広く紹介して少しでも子育てに悩んでいる親へのヒントや支えにしていただければと思っています。

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