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和でチームが「つながるコミュニケーション」

若田光一さんは宇宙飛行士として日本人初となるISS船長という大役を任され、国際宇宙ステーション(ISS)で188日間という長期滞在クルーとして活躍しました。
そんな若田氏が、小学生・中学生を中心とした子どもたちを前に、トークイベントで語っていたことを紹介したいと思います。

『チームワーク=チームの和(ハーモニー)が大切だということを改めて表現したくて、ミッションパッチに「和」という言葉を掲げました。とはいえ、いつもみんなが仲良くできるわけではなくて、何か問題が起きそうなときなどにはみんなが意見をぶつけ合って、議論になります。
しかし、そんなときでも議論を通じて自分の考えをしっかりと相手に伝え、相手が言いたいことをきちんと汲み取ってあげる。
そういうコミュニケーションをしっかりと行うことによって、議論のあとにはお互いの信頼関係がより強くなるのです。
「和」は、私だけでなく日本人が今までずっと大切にしてきた気持ち、世界中の人たちがその価値の大切さに共感してくれる言葉ではないでしょうか。
リーダーは"仲間が何を思っているか"ということに心を配り、リーダーでない人は"もしも自分がリーダーになったらどうするか"をイメージしながら、リーダーを助けようと努力する。
そのようなお互いに相手を思いやる気持ちがチームとしての結束を固いものにするのではないでしょうか。
例えば、集団生活の中で何かをしようとしたときに、仲間の中に何か「こんなことがしたい」というような希望があれば、その希望を叶えてあげようと努力をしようとする。
その気持ちが相手に伝わることで、自分と相手の間に信頼関係が生まれるのではないかと思うのです。
様々な国、様々な背景、様々な価値観を持った人たちが集まり仕事をしているISSの中で起きていることと、私たちの日常で起きていることは、実は同じです。
仲間を大切にする、相手を思いやる「和」の気持ちは、これからの社会でとても大切になってくるのではないかと思います。
こういう言葉を持っている日本語ってとても美しい。
一文字でコミュニケーションの大切さを表現している「和」という言葉は、本当に素晴らしいものだと思います。』(フェイスブックの記事より要約転載)


先日、ぶどうの木の13回目の誕生日を祝って「ぶどう祭」というイベントをしました。
今回のテーマは「つながるコミュニケーション」でした。
ぶどうの木の子ども子育て事業のスタートが久地園だったので、例年既存園4園のスタッフと保護者と子どもたち、関係者の皆さんが久地園に集まってお祭りをします。
3歳から5歳の子どもたちがカフェを運営してサンドイッチでランチを作り、学童の子どもたちは子ども自身が企画運営して10店舗のブースを出店しました。
久地園にはフィリピンのアナリンという女の子の里子がいます。
その子の年間の教育資金として48000円の支援金を送っています。
今回の収益金はその支援に使われます。
ちなみにカフェだけで37000円の利益を得ました。
後半では、各園のスタッフと保護者の有志による昔話の芝居やマジックショー、奇抜なダンス、素敵な演奏会などを行い、ともかくも大盛況のうちににぎやかな楽しい集いになりました。
今回のイベントの全体の実行委員長は、私から、人に厳しく自分に甘いと注意を受けてきた6年目のスタッフでした。
しかし、とても見事に大役を果たしてくれました。
私は感動して「本当に頑張ってくれたね」とねぎらいの言葉をかけました。
するとまわりにいた先輩のスタッフが自分事のように私たちもうれしいですと一緒に泣いてくれました。

テーマである「コミュニケーション」は大切であることは誰もがわかっていることですが、それを実践するのは、容易なことではありません。
お互いが相手の意見と真摯に向き合い、相手の気持ちに寄り添うことで信頼関係を築いていく・・・そんなことは当たり前だと思う一方で、日常生活や職場環境ではつい忘れてしまいがちではないでしょうか。
相手に一方的な意見を押し付けたり、相手の気持ちを考えずに配慮のない言動をしてしまったり、自覚がないまま相手のことを傷つけてしまったりということは、私たちの社会生活の様々なシーンで起きてしまいます。

ぶどう祭の涙ナミダの感動の舞台裏にも、若田さんが世界に提唱した「和」でチームがつながっていたのだとうれしい一コマでした。
保護者の皆さんとも「ただいま」「おかえりなさい。お疲れ様でした」と毎日交わす挨拶やたあいもない会話から、さらに、ひととひとが濃く、熱く、深く、あったかく、コミュニケーションでつながり続けられるようなぶどうの実でありたいと改めて願っています。      

ぶどママ先生より
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プロフィール

ぶどパパ&ぶどママ

Author:ぶどパパ&ぶどママ
平成13年にぶどうの木を設立してから、私夫婦が保護者向けの園だよりに毎月掲載してきたものを、ブログで公開しているものです。
内容は、私たちが関わってきた児童養護施設や保育園、学習塾や様々な子育て応援を通して、子ども子育てを中心にその実践を踏まえた思いや願いなどを綴ってきたものです。
私たちの子ども子育ての実践を「ぶどうスタイル子育て」として確立して行きたいと同時に、広く紹介して少しでも子育てに悩んでいる親へのヒントや支えにしていただければと思っています。

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